たまに言われることがあるのですが
「ミニマリストって潔癖症なんでしょ?」
いや、そうじゃないんですよ。
ただ、物が多いのが嫌なだけなんです。
ちょっと考えてみると、普通の人と同じ考えかもしれません。
普通の方もホテルへ行くと、ホテルや旅館の部屋に入って、荷物を置いてくつろげますよね。
このように必ずくつろげる空間が用意されているのが、ホテルや旅館の一室です。

僕もホテル大好き~!綺麗だよね!
ホテルの部屋って、なぜこんなにも、ゆっくりできるのしょうか。
自分の家との大きな違いは
物がない!
これが一番の違いではないでしょうか。
ホテルなどは家と違って、圧倒的に物が少ないのです。
- 入った瞬間に綺麗な部屋が目に入る
- 床に物が落ちていない
- 机にもほとんど物が置いていない
- クローゼットも何もかかっていない
- ベッドやシーツが綺麗

できるならば、毎日でもホテルに泊まりたいです!
ミニマリストだけがホテルや旅館のような空間を目指すメリットについて見ていきましょう。
ホテルの部屋はとにかく物が少ない

ホテルの部屋に入ってまず感じること
物がない!
この物がないってのがなぜ大事かと言うと
「物が多いと必ず視界に入ってしまう」
視界に入ると、そこへの思考が生まれるため無駄な時間を使ってしまいます。
昔テスト勉強をするときに、机にマンガなどが置いてあったら、どうしても読んでしまいますよね。

とりあえず、このマンガ読んでから勉強しようかな。
どうしても人間は選択肢が多いと、悩んでしまうし、楽な方にいきがちです。
日常生活でも物が多いと、それだけ考える時間が増えてしまうので、見えている場所には物が少ない方が時間を有意義に使うことができます。
ホテルはカラーが統一されている
ホテルは全体的に落ち着いた色で統一されています。
赤や黄色で奇抜な色の部屋って、あまり見ませんよね。
どうしても色が奇抜だと落ち着けないため、ソワソワしたりしてゆっくりできません。
なので必然的にホテルや旅館の部屋などは、落ち着いた色で統一されていることが多いです。

家はとくにくつろぐ場所だから、落ち着いた色の方がいいよね!
一度だけ、子供の希望でアニメのキャラクターが描かれている部屋に宿泊したことがありますが、泊まりに行ったのに逆に疲れてしまって、落ち着けませんでした。
とにかく窓が大きい

ホテルや旅館などの部屋に入って感じること
窓がとにかく大きい
旅館などは景色を楽しむ場合が多いので、とにかく窓が大きいです。
高層階のホテルなども、でかい窓が多いです。

オーシャンビューとか、最高ですよね!
海や山、日本庭園など様々な景色が目に入ってきます。
自宅でも同様に、窓は大きい方が朝日も入るし、自然光が気分をリラックスしてくれます。
朝日などは、セロトニンなどを分泌してくれるため、窓を開けて光をたくさん取り入れるのはメリットが大きいですね。
物が床に置いていない


ホテルの部屋は当然ですが、ゴミが落ちていません。
それどころか、基本的には物が床に置いてありません。
それと比較すると、自宅の場合は子供が物を置くし、自分も物を置いてしまう。


ただいま~とりあえず、ランドセル置いて、服脱いでと。
散らかっている人の部屋には、床に物がたくさん置いてあります。
普通は床に物は置く物ではありませんが、物が多かったりすると置く場所が無いため、どうしても床に物を置きがちです。
雑誌は本棚に置く、帰宅したコートは玄関にかける場所を作る、といったルールを作るだけで床に物を置かなくなります。
子供へのオススメとしては、ロボット掃除機を導入することです。


掃除機がおもちゃを食べちゃうよ~
って言うと、子供たちも自然と掃除をするようになります。
タオルはもちろん白で統一


ホテルや旅館のタオルは、必ず「白」で統一されています。
赤や緑といった色はありません。


白で統一されていると、やっぱり綺麗ですよね!
白は清潔感があるし、どこのお店でも白のタオルを購入することができます。
ミニマリストの考えですと、この「どこでも買える」というのは重要ポイントです。
今はコンビニでも白いタオルなどは購入できます。
なるべく物を持ちたくないので、最低限のタオルしか持たないため、必要になればコンビニへ買いに行くことでタオルを手に入れることができます。
色々なタオルを購入するのもいいですが、白で統一すると凄く楽ですよ。
日ごろから整理整頓
ホテルに連泊しても、ベッドメイキングや掃除だけはしてくれます。
そうすることで、床に物が置いてない状態だったり、ベッドのシーツが綺麗な状態であったりと、常に綺麗な状態で気持ちも穏やかになります。


僕はめんどくさがりだから、一度汚すと掃除しなくなっちゃうよ!
掃除も習慣にしてしまえば、そこまで手間もかかりません。
逆にまったく掃除をしない人だと、汚れもどんどん蓄積されてしまい、掃除をするのがめんどくさくなってしまいます。
ホテルのように毎日掃除をするのが一番ですが、忙しい毎日ではなかなか掃除を習慣化するのは、難しいです。
- 仕事へ出かける朝に、ルンバのスイッチを入れる。
- 子供がお風呂に入っている間に、クイックルワイパーなどでリビングを履き掃除する。
- 日曜日だけでもシーツを洗うようにする。
などなど、やりかたはたくさんありますが、とにかく習慣化したもん勝ちです。
まとめ
物を少なくして、色をなるべく統一する。
リビングなどの窓は光が入りやすいように、周辺や床に物を置かない。
タオルなどの日用品は統一して、日頃から整理整頓をするようにする。
これらを心がけるだけで、ホテルのような部屋に近づくことでしょう。
落ち着いた空間を作ることで、心も和み、家族と穏やかな会話が始まります。
人の心は住まいによって、良いようにも悪いようにも変わってしまいます。
物が少なく落ち着いた空間だと、穏やかな気分になりやすくなります。
完全なミニマリストになる必要はなく、一部分だけマネするだけでもメリットはかなりあります。
それではまたっ!
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