そもそも花粉症とは、なんなの?【アレルギーとメカニズムを知る!】

花粉症対策

こんにちは、サイぞうです!

花粉症、花粉症と聞きますが「そもそも花粉症って何?」

簡単に説明すると

 

  1. 人間の身体に侵入した花粉を、悪い物と判断し追い出そうとする。
  2. 追い出す方法として、鼻水を出して外に花粉を出そうとする。
  3. 花粉を有害な物だと判断し鼻の粘膜が炎症を起こし、腫れてしまう。

 

ざっくり説明すると花粉を吸入して、この「免疫システム」が働く流れをアレルギー性鼻炎(花粉症)と呼んでいます。

 

日本人の3割以上は、この花粉症に悩まされていると言われています。

 日本において花粉症を有する人の数は、正確なところは分かっていません。

 全国的な調査としては、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした2008年(1月~4月)の鼻アレルギーの全国疫学調査があります。

 それによるとアレルギー性鼻炎全体の有病率は39.4%であり、花粉症全体の有病率は29.8%、そしてスギ花粉症の有病率は26.5%でした。

花粉症マニュアル2019年改定 (env.go.jp)

環境省が作成した資料によると、花粉症発症者の数は年々増え続けています。

花粉症が辛くないという人は構いませんが、私のような花粉症患者は、何かしらの対策を取る必要があるということですね。

 

対策をするには、まずは敵を知る必要があります。

なぜ花粉症の症状が発症するのか?

メカニズムなどについて触れていきます。

花粉症は、なぜ起きるのか?

樹木の花粉は、そもそも人には有害ではありません。

その無害であるはずの花粉を、身体が有害だと誤って認識してしまい、それを体外へ排除しようと過剰に反応してしまうのが、アレルギー反応です。

 

身体の中に、細菌やウイルスなどの「抗原」と呼ばれるような異物が侵入しようとします。

すると、これらを外敵だと認識してしまった身体は、自らを守ろうとして攻撃をする仕組みがあります。

 

これを「免疫システム」と呼びます。

 

この免疫システムが働くと

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ
  • 涙が流れる

などの症状が出てきます。

  

身体に侵入した花粉を有害物質だと認識し、この異物に対する抗体を作って、再び侵入した花粉を排除しようとする反応です。

一般的には免疫反応は身体にとって良い反応ですが、このような場合には免疫反応が過剰になり、私生活への悪影響を及ぼします。

 

  • 花粉症の時期になると、鼻づまりで寝不足になる。
  • 頭痛が起きる。
  • 常にボーッとしてしまう。
  • 肩こりになりやすい。

 

など

鼻づまりだけではなく、他の症状を誘発してしまう原因にもなってしまいます。

花粉症を発症するまでの流れ

花粉が体の中に入っても、すぐに花粉症を発症する訳ではありません。

アレルギーの素因を持っていない人は花粉症を発症しないと言われています。

 

僕は花粉症になんて、なったことがないよ!

  

という人がいるのは、元からアレルギーの素因を持っていない人から。

身体の中に花粉が入ると、アレルギーの素因を持っている人は、その花粉(抗原)に対応するための抗体を作ります。

様々な花粉によって異なったIgE抗体というものが作られます。

このIgE抗体は、花粉に接触するたびに作られるため、歳を重ねるごとに少しずつ体の中に蓄積されていきます。


蓄積量が限界まで達すると、次に花粉が入ってきた時に、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水といった花粉症の症状を引き起こしてしまいます。

よくコップの水で例えられることがありますが、こんな感じで溢れてしまったイメージです。

 

この前まで何も症状がなかったのに、急にくしゃみが出るようになったよ。つらいよ~!

なんて言うのも、このような理由があるから。

必ず全員が発症するわけではなく、人によっても当然、個人差があります。

中学生ぐらいから発症する人もいれば、30歳になってからIgE抗体がいっぱいになってしまい、花粉症を発症する人もいます。

 

それ以降は毎年のように花粉症に悩まされてしまう…

 

最近は飛散する花粉の量が増えているため、発症するまでの期間が短くなってしまい、小学生のような子供でも花粉症にかかるようになりました。

ちなみにうちの小学3年生の息子も私と同様、もう花粉症にかかっています…

花粉症の症状は、どんなものがあるのか

鼻水

鼻水は、有害だと誤って認識した花粉を外に出すため出てしまうものです。

風邪などによって出る粘性が高くて、黄色っぽい鼻水とは違い、花粉症の鼻水はサラサラとして粘り気がなく透明のものが出てきます。

何もしなくても出てくるので、かなりのストレスを感じてしまいます。

くしゃみ

くしゃみは、鼻の粘膜に付着した花粉を取り除こうとして起こる症状のことです。

このくしゃみは、風邪などのくしゃみと違って回数がかなり多く連続で出てきます。

スギ花粉などに悩まされている人は、2月後半頃になるとくしゃみが出るようになったり、外に出るとくしゃみが出たりします。

鼻づまり

花粉によって鼻の粘膜が腫れてあがってしまい、鼻から喉への通り道が狭くなることによって、鼻づまりを起こします。

口で呼吸をしがちになるので、口の渇きや咳の症状が出ます。

 

マスクをしていると余計に呼吸が苦しいよね。でも花粉から守るためにマスクをしなきゃいけないし。この時期は本当に困るよ…

 

鼻の機能が弱くなるので、嗅覚が弱ってしまい味を感じにくくなります。

睡眠時においても口で呼吸をしながら寝ることになるので、睡眠不足になるし、朝起きると唇が荒れていたりもします。

頭痛

花粉症といえば、鼻づまりやくしゃみが有名ですが、頭痛も意外とやっかいです。

 

鼻水や鼻づまりなどの鼻炎症状が長く続くと、鼻の粘膜がパンパン腫れあがってしまいます。

すると鼻の中の空気の通り道が狭くなり、脳に十分な酸素を送ることができず

脳が酸欠状態を起こしてしまいます。

 

息ができないと苦しいよ~ 酸素を私にください…

   

睡眠不足や、鼻づまりによるストレスも、脳の酸欠状態に影響し頭痛を起こしてしまいます。

外で呼吸をしていれば、花粉が喉や気管支に入ってきます。

免疫システムが働くと身体は自然と花粉を外に出そうとします。

マスクをしていれば多少は防ぐことが出来ますが、花粉を吸入してしまった場合は、外に出そうとするので咳が出てしまうのです。

人に会う時で咳の症状がある場合は、のど飴が必須になります。

これがあるだけで、気持ちも楽になりますよね。

 

花粉症の原因って?

3月や4月だけといった、ある特定の季節に症状が出る場合は、花粉症の可能性が高いです。

花粉症の原因となる花粉には、様々な種類があり、季節によって分類されています。

  • 春:スギ、ヒノキ、松、サワラ、コナラ、クヌギ、イチョウ
  • 初夏:カモガヤ、イネ、ヒメガマ、オオアワガエリ
  • 夏~秋:ブタクサ、ヨモギ、ススキ、カナムグラ

まだまだ細かく調べるとありますが、私の知っている有名な花粉はこれらが該当します。

 

特にメディアなどでも取り上げられるものとして

  • 2月下旬~3月は、スギ花粉
  • 3~5月頃は、ヒノキや松の花粉
  • 8~9月頃は、ブタクサの花粉が疑われます。

花粉症の時期が、はきっりせず通年を通して症状が出る場合は、ハウスダストや猫などの動物がアレルギーの原因になっていることが考えられます。

 

自分の症状を詳しく知りたい方は、お近くの耳鼻科で検査を受けることをオススメします。

 

一度検査をすると、通っている耳鼻科を変えても、他の耳鼻科で検査結果を元に受診することが可能となります。

種類は、耳鼻科によって違いますが

  • 血液検査
  • 鼻汁検査
  • 皮膚テスト

などがあります。

値段も3000円~1000円程度で、結果がわかるのも早ければ数日、長いと2週間後などと様々です。

ちなみに私の場合は、4000円程度で血液検査を受けて、結果を受け取るまで2週間程度かかりました。

 

サイぞう
サイぞう

検査結果を見たけど、1年を通して何らかのアレルギー症状が該当してました。こうなると、もう何が原因だかわからんよね…

  

花粉症の主な治療法

アレルギー源がはっきりしている場合は、そのアレルギーを除去することで発症することを予防します。

 

なんという当たり前な事を言うのよ。知ってますよ。そんなこと。

 

たしかに花粉が飛散している時期に、花粉との接触を断つことは難しいですが、マスクや眼鏡などで、花粉の量を少しでも減らすことができれば、症状を最小限にとどめることができます。

薬物療法としては

  • 抗ヒスタミン薬
  • 副腎皮質ステロイド薬
  • 抗アレルギー薬

一般的なアレルギー性鼻炎薬は、これらを組み合わせたものが多く出回っています。

それぞれの特徴を見ていきましょう。 

抗ヒスタミン薬

これは、すでに起こっている症状を抑えるために使用するものです。

副作用として眠気などが襲ってくるので、車を運転するときなどには注意が必要です。

スギ花粉の時期など、日中も暖かくポカポカ日よりなので、薬を服用すると睡魔が襲ってくる人は注意が必要です。

副腎皮質ステロイド薬

鼻の粘膜のむくみを取り除いて炎症を抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状も抑えます。

わかりやすい物だと、点鼻薬で使用されています。

これは副作用の心配性がほとんどなく、即効性が高い物のひとつです。

抗アレルギー薬

アレルギー反応を予防し、花粉症の症状を軽減する効果を持っています。

しかし、効果が現れるまで2週間程度かかるというデメリットがあります。

残念ながら、鼻づまりなどの症状が現れてからだと効果はすぐに出ないので、症状が出始める前から使用するようにしなければなりません。

その他

一般的な鼻炎薬について解説しましたが、その他にも

  • 鼻腔のレーザー治療
  • 舌下免疫治療法
  • ビタミンDの摂取
  • 注射

などがあげられますが、耳鼻科へ通院しなければならないので

すぐに試すことはできません。

これらの治療法については、また別の機会にお話しします。

 

まとめ

花粉症とは、無害なはずの花粉を身体が有害だと誤認したため、それを体外へ排除しようと過剰に反応してしまう、アレルギー反応のこと。

 

花粉症が発症するまでの流れとして、IgE抗体が人によって違う規定量以上になると、限界がきてしまい症状が出る。

症状しては、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、頭痛、咳など、人によってさまざま。

 

花粉症の原因は、植物の花粉が体内に入ること。

一年中症状がある場合は、花粉症ではなくてハウスダストや、動物のアレルギーが原因かもしれない。

自分のアレルギーを詳しく調べたい場合は、耳鼻科で検査を受けることで知ることができる。

 

治療法としては、市販薬が簡単に始められる。

鼻腔のレーザー治療、舌下免疫治療法、注射などは、耳鼻科へ通院する必要があるので、時間とお金もかかる。

 

ってところでしょうか。

なるべく簡単にまとめたつもりですが、長くなってしまいました。

参考になれば嬉しいです。

それではまたっ!

 

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