こんにちは、サイぞうです!
社会人になったころ、私は親知らずを2本抜きました。
当時はよくわからず抜きましたが、今になって良かったと感じています。
当時の痛みや、手術の時間、親知らずを放置するとどうなるのかについて医師から聞いた説明も書いておきます。
これから親知らずを抜く方の参考になれば幸いです。
親知らずって何のこと?

親知らずは、口の中の一番奥に生える歯のことを言います。
普通ならば20歳前半に生えてくるそうですが、子供の頃と違い、親が生え始めを知らないことから「親知らず」と言われているそうです。
うちの子供も上の子が8才になりますが、仕上げ磨きをしていても、たしかにまだ見当たらない。
親知らずは、全て生えてこれば上下左右に1本ずつ、計4本が生えてくるようですが、私の場合は上の歯は生えてこずに、下の2本だけが生えてきました。
正常に歯が生えてくれば、垂直に伸びるので歯が生えた事に気づけますが、斜めや横になって生えてきたり、親知らずが無いという人もいるようですね。
極論、親知らずは抜いたほうが良いのか?
これについては、人によるってとこでしょうか。
「なんやねんそれ!」
って言われそうですが、人によって生え方も違うしない人もいるので、自分自身が問題ないと思えば抜かなくてもいいし、抜きたいと感じたら抜いたほうがいいと思います。
歯医者に年に1度行かれている方であれば、親知らずの変化について医師から説明があると思うので、そこでしっかりと話し合うのが一番ですね。
ちなみに私の場合は、上の親知らずは生えてこずに、下の親知らずが2本生えてきたため、通院していた医師から「抜きましょうか!」と言われてよくわからないまま抜いたといった形でした。
レントゲン写真で見てみると一番奥の歯が斜めに生えてきているのがわかりました。

絵のような感じで、グイっと下から斜めに突き上げるように隣の歯を圧迫していたので、医師も抜歯を勧めたようです。
どんな手術?痛みは?
そこから2週間程度で次の診療だったのですが、その診療で手術を受けることになり、1時間もしないうちに手術は済みました。
まずはどうやって手術をするかの説明があり
1.歯茎に麻酔を打つ
2.親知らずが生えている歯茎を切開
3.親知らずをハンマーのようなもので砕く
4.砕いた歯をペンチのようなもので抜き取る
といった流れでした。
手術に慣れている医師だったせいか、そこまで痛みも無く終了
終わった後に麻酔が切れると多少痛みと、腫れはありましたが、何より歯茎があった場所に穴が開いているので物凄い違和感があります。慣れるまで時間がかかりましたね。
1回目の手術の後は、職場の飲み会がありアルコールを摂取したのですが、まあ辛かった記憶があります。ただ単に自分がお酒を飲めないせいなのか、痛みがあるせいなのかと言われると両方だった記憶があります。
2回目に抜いてくれたのが研修医?若い先生で参りました…
腫れと痛みが引いて、抜いた部分の歯茎もしっかりとしてきた頃、反対側の親知らずを抜くことになりました。
前回と同じような手術だし、問題ないでしょと思いつつ、いざ手術へ!
前回と同様、麻酔を打ち手術が始まります。
「ん?何かが前回と違う。」
そう感じたのは、始まってすぐのことです。
前回は医師が一人、歯科助手が一人の計2人だったのですが、今回は違います。
手術のためアイマスクのようなものをしていたので、目は見えていなかったのですが、人の声が多く聞こえ、明らかに自身のなさそうな医師の声が聞こえるではありませんか。
そうです。初めての手術を私でするいう会話でした。
「初めてなんで緊張しますね。」
「誰だった初めてはある。大丈夫だ。」
おいおい、全部聞こえてまっせ!!!!!!!!
なんというタイミングなのでしょか…
麻酔を打つにしても、隣にいる熟練の医師が「ああじゃない、こうじゃない」と言いながら手術スタート、もう恐怖しかありませんよ。
そしてハンマーで砕いて歯を抜く作業が始まりました。前回と同様、横の歯を押し上げる形で生えていたので、砕かないと抜けないんです。
術中は常に「ああじゃない、こうじゃない」と横で熟練医師が言っているのですが、まあハンマーの力加減がわからないのか、上手く砕けないようで、痛い。とにかく痛いんです!
ガンガン叩かれるのすが、一向に次の抜く作業へ移らない。
物凄く長かった覚えがあります。そして、ものすごく痛かった。
1回目の手術比べるとだいぶ長い時間がかかりました。そりゃそうですよね。慣れていない医師が教えられながらやるんですから。
歯茎を余分に痛めつけているのか、明らかに前回よりも痛かったです。
もし、これから親知らずを抜くという手術をされる方は、慣れた先生でお願いしたほうが無難ですね。
抜いた後の食事はどんな感じ?
食事自体は、抜歯した歯の反対側でなるべく噛むようにしました。
噛むようにしたというか、抜いた部分はまだ再生していないので痛くてかめません。
医師からは、アルコールなどを避ければ特に何を食べてはいけないという制限はありませんでした。
硬めのおせんべいなどを食べて破片が抜いた歯茎に当たってしまうと激痛が走るので、硬いものはオススメできません。痛みに強い方は問題ないと思いますが…
手術の費用は?
歯科医院によって違いはあると思いますが、当時私が手術したときに聞いた話だと、私のように歯茎を切開しなければそこまで大掛かりな手術ではないため健康保険を適用して数千円で出来ると言っていました。
切開すると、どうしても砕く作業など抜くだけではないので、時間も手間も増えてしまいますよね。
私の場合は、2本とも1万円しないぐらいでした。
あれから10年近く経ちますが、今はまったく違和感がなく生活することができています。
友人などは「親知らず抜こうかな~」と言っているので、先に抜いておいて良かったな~と感じています。歳をかさねて邪魔になってくる人いるようですね。
まとめ
- 親知らずとは、20歳前後で生えてくる一番奥の歯のこと
- そのまま放置すると斜めに生えてくる場合は、隣の歯が変形する可能性がある
- 抜く手術は、麻酔→砕く→抜くと言った流れ
- 抜いた後はお酒を避ければ基本なんでもOK
- 手術は1時間程度で健康保険適用で数千円ぐらい
この記事が、皆さんが親知らずを抜く参考になれば嬉しいです!
それではまたっ!
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